125ccバイクというのは税金やガソリン代などの維持費が安く、30㎞/h制限や2段階右折などの制約も少ないです。そのため、とても経済的かつ趣味にもできるバイクです。
今回は実際にどんなバイクがあるんだということで国産メーカー4社のおすすめの125ccバイクを紹介します。
*気になるバイクがあれば「目次」を活用ください
超実用的な国産メーカー125ccスクーター
各メーカーこのジャンルに力が入っていて値段も装備もほぼ同じといっても過言ではないでしょうか。効率を突き詰めた結果ほぼ同じ値段と装備という状況に至ったのですね。
「HONDA リード125」「YAMAHA シグナスX」「SUZUKI スウィッシュ」の下位モデルに「HONDA ディオ110」「YAMAHA アクシスZ」「SUZUKI アドレス125」というモデルが存在します。
下位モデルなだけあって値段は超安くコストカットを突き詰めていったモデルになります。以下の三車種が値段的にちょっとという場合は下位モデルも検討してみてはいかがでしょうか。
違いについてはYAMAHAの正規ディーラーであるYSP横浜戸塚店さんのYouTubeチャンネルで詳しく解説されているのでぜひご覧ください。
HONDA リード125

ホンダが販売する実用的な日常使いをメインに考えた125ccスクーターが「リード125」です。
- LEDヘッドランプ・ポジションランプ
- 37Lの大容量収納(フルフェイスヘルメット×2)
- 液晶ディスプレイの大型メーター
- 大型フック
- フロントインナーボックス(500mlペットボトル収納可)
- アクセサリーソケット
- 燃料タンクリッド
これだけの装備がついてくるので安全に買い物に行けますね。買い物でつい買いすぎてしまっても収納力が高いので大丈夫ですね。
YAMAHA シグナスX

ホンダのリード125の対抗馬としてヤマハが販売しているのがシグナスXです。
シグナスXの特徴は後輪にディスクブレーキを採用しているところです。前輪だけでなく後輪にもディスクブレーキを採用することで前後同じようにブレーキを掛けられるので安全性が高くなっています。
12インチのアルミホイール
リード125と同じようにLEDヘッドライトを装備していてとても充実した装備になっています。
トータルバランスが良いのがこのクラスのスクーターの特徴ですね。
SUZIKI スウィッシュ

スウィッシュの特徴は収納が多く痒い所に手が届く装備が充実しています。
USBポートはもちろんついていますし、フロントの収納は他のメーカーのものに比べて大容量で500mlペットボトルが余裕で2本入ります。タンデム(2人乗り)しても1人1つペットボトルを収納できるので素晴らしいですね。
足元にはU字ロックホルダーがあり、U字ロックを走行中はどこにしまっておこうと悩む必要もありません。

かっこよさを求めた国産125ccスクーター
まるでビックスクーターのような外観をしたかっこいいスクーターがホンダとヤマハからそれぞれ発売されています。
このようなスクーターの特徴はアメリカンバイクやビックスクーターのように足を前に伸ばして走行できることです。
HONDA PCX (HYBRID)

PCXにはNMAXにはないハイブリッドがあるのが大きな違いです。二輪車にもハイブリッドの波が押し寄せてるんですね。
PCXのハイブリッドは「燃費を良くする」というのが目的ではなく「走りを良くする」という目的で設計されているようです。そのため燃費はわずかな向上に収まっています。
大きく違うのが走り出しです。4輪車でいうスマートシンプルハイブリッドに当たるのがPCX HYBRIDなのでモーターは走り出しにアシストしてくれます。モーターの最初から最大トルクを発生させるという特性を生かした良いスクーターになっています。
YAMAHA NMAX

NMAXとPCXはあまり違いがなく、ほぼ同等のスペックを持っています。ですので比較・違いと言ってもあまり言えることはなく収納が1L違うということしか言えません。
結局は見た目や自分が実際に乗ってみてどうなんだという話になってきてしまいます。
PCXもNMAXも両方ともかっこいいですし、装備も充実している良いスクーターですね。
国産125ccバイク唯一のスーパースポーツ(SS)
SUZIKI GSX-R125 ABS

今現在(令和元年)国産メーカーが唯一国内で発売している125ccSSバイクです。125ccの維持費と車体価格でSSバイクが楽しめるなんて夢のようですね。
SSバイクで125ccだと非力じゃない??と思う人もいるかもしれませんが、125ccなのに良く走ります。3000回展も回せば十分に車の流れについていけます。
125ccでSSはなぁと敬遠しずに1回体験しても良いのではと思います。
国産125ccネイキッドバイク(MT)
125ccの経済性を持ちつつ250cc以上のようなツーリングに出かけられるようなバイクが125ccネイキッドバイクです。近年このカテゴリが活発になってきてメーカーも力を入れているカテゴリでもあります。
ヤマハは125ccのMTバイクには参入していませんが、今までいなかったカワサキが参入しているカテゴリですね。「男カワサキ」の名のごとくスクーターにはカワサキは参入していなかったんですね。
HONDA CB125R

いきなりですが、このバイク倒立フォークを採用しています。フロントサスペンションには「倒立フォーク」と「正立フォーク」の2種類があるのですが、一般的に問うy率フォークの方が高くて安定性が高まってかっこいいと言われています。
2018年までのYZF-R25やNinja250は正立フォークを採用していて、2019年モデルからYZF-R25が倒立フォークを採用しています。1つ上のクラスの250ccクラスでさえ倒立フォークが採用され始めたのにCB125Rは125ccであるにもかかわらず倒立フォークを採用しています。素晴らしいですね。
倒立フォークだけでなくあらゆるところがかっこよく先進性があるバイクですね。
SUZIKI GSX-S125 ABS

GSX-S125 ABSはGSX-R125 ABS の姉妹車という立ち位置で、YAMAHAのYZF-R25とMT-25のような関係性です。
スズキらしく素直なバイクを低価格で購入できるのがこのバイクの特徴です。KawasakiのZ125 PROにはABSが装備されていませんが、このGSX-S125 ABSは名前にもある通りABSが装備されています。ABSがあるといざという時の安心感があり初心者は特にABS装着車の方が良いのではないでしょうか。
Kawasaki Z125 PRO

2019年1月15日から新たに発売されたのがカワサキのZ125 PROです。
スーパーネイキッドZシリーズの中で最も軽くコンパクトな車体を持つZ125 PROですが、倒立フォークなど充実した本格装備を手にしています。高い利便性が確保されていて街ノリからツーリングまで楽しめるバイクがZ125 PROです。
個性豊かな125ccバイク
HONDA スーパーカブ・クロスカブ (カブシリーズ)

超有名な「スーパーカブ」ですが、身近なところだと日本郵便などの配達や農協の営業バイクに採用されています。
特徴はホンダのバイク全般に言えることですが、とにかく丈夫であることです。ちょっとやそっとのことでは壊れないことで有名ですね。燃費も驚くほどよく農協や日本郵便で使われているのも納得ですね。
営業や配達など仕事で使われているイメージのスーパーカブですが、「カブツーリング」という言葉もあるようにツーリングで使うこともできます。荷物もたくさん載るし丈夫なので安心なツーリングができそうですね。
延伸クラッチというクラッチを採用していてクラッチ操作を自分で行わなくて良いので普通自動二輪(小型AT限定)免許で乗ることができるのも特徴です。
ホンダのカブシリーズはスーパーカブだけでなく「クロスカブ」というバイクもあります。

スーパーカブの実用的な仕事で使うイメージから脱却し、趣味に使うような遊び心をくすぐられるアウトドアテイストのデザインになってますね。
YAMAHA トリシティ125

バイクなのに3輪!!!
バイク界の革命児と言っても良いのではないでしょうか。ナイケンで有名になったヤマハの3輪バイクですが、トリシティの方が先に発売されています。
3輪ならではの安定性が特徴のバイクですね。前輪が2輪あってとても安定しているので段差があっても安心です。マンホールみたいにいつもは避けてる滑りやすところもトリシティなら難なくいけますね。
「YSP横浜戸塚店公式YouTubeチャンネル」でトリシティをより使いやすくするという「We love TRYCITY」という企画も行っているので見てみてください。
モンキー125

排気ガス規制により50ccからは姿を消したモンキーですが、125ccにパワーアップして帰ってきました。
なんといってもホンダの名車なので小さいからこそ良いみたいな感覚があるのではないでしょうか。
まとめ
今回は実際にどんなバイクがあるんだということで国産メーカー4社のおすすめの125ccバイクを紹介しました。
125ccバイクというのは税金やガソリン代などの維持費が安く、30㎞/h制限や2段階右折などの制約も少ないです。そのため、とても経済的かつ趣味にもできるバイクです。
通勤通学、ツーリングなど本当にいろんな用途に適しているバイクが125ccバイクですね。
