イヤホンをしていても周りの音が聞こえるのが特徴の「骨伝導イヤホン」で有名なAfterShokz Aeropex。
- 音の聞こえ方はどう?
- 音質はいいの?
- 付け心地は?
気になっていても少々価格が高いために、未知の者には手を出しづらい…!と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回はメーカー様から商品を提供いただいたので、実際使っていくうえで気になるところはどこかを紹介していきます。
- 音質
- 付け心地
- 普通のイヤホンとの違い
を重点的にレビューするので、参考にしていってください。
AfterShokz Aeropexの外観・付属品レビュー
スピーカータイプ 骨伝導変換器 周波数特性 20Hz~20kHz Bluetooth ver. Bluetooth v5.0 コーデック SBC 周波数帯域 2402MHz~2480MHz バッテリーー駆動時間 最大8時間 充電時間 2時間 重量 26g 保証期間 2年間 防水規格 IP67
専用充電ケーブルとケースが付属!

同梱物
- イヤホン本体
- マグネット充電ケーブル×2
- 収納ケース
- 耳栓
- 取扱説明書等
充電ケーブルが2つ、耳をふさぎたいときの耳栓がついているのがポイントですね^^
つけていても邪魔にならない実用的なデザイン

メガネを反対向きにかけているようにイメージしてください。
首を動かしても邪魔になりませんし、いたって自然な形でAeropexを装着することができます。
メガネをかけた状態でも快適に使用することができます(体験談)
マルチボタンで簡単操作

Aeropexには音量ボタンのほかにファンクションボタンも搭載されています。
マルチボタンでは
- 再生/一時停止
- スキップ/巻き戻し
- 通話操作
- リダイアル
といった操作ができます。

音量ボタンでは+ボタンが電源ボタンになっている他、
- ミュート設定
- イコライザの切り替え
- バッテリー残量の確認
までこなせます。
骨伝導イヤホン Aeropexの音質・装着感レビュー

頭にフィットする形でランニングにも最適!

実際にAeropexを装着して走ってみると、かなり安定していました。
メガネよりもしっかりと耳にかかっているので、ぐらぐらする感覚もありません。
Aeropexは骨伝導イヤホンで周りの音が聞こえるので、ランニングとの相性がすごくよく、安全にランニングをすることができます。
防水機能も備えているので、急な雨でも壊れることはありません!
骨伝導イヤホンでも中高音は超一級?

気になる音質に関してですが、骨伝導だからと言って悪いわけではありません。かなりクオリティの高い音に仕上がっています。
ただ低音はなっていますが、低音が響いている感は少ないかなと思います。これはオープンイヤー型なので仕方がないですね^^
今はやりの「ドンシャリ」ではありませんが、中音域~高音域にかけては良い音が出ています。
耳栓を付けてみると、Aeropexの弱点だった低音が響くようになるのも意外なポイント!
聞き心地は初めての感覚で、脳に直接語り掛けている感じがします。
スピーカーで聴いている感覚に近く、イヤホン特有の閉塞感は全く感じません。
イヤホンが苦手な人にピッタリですね^^
音漏れは気にならない

通常の音量で聴く分には音漏れは全くしません。
ただし音量を大きくしていけば、音漏れもしていきます。
これは普通のイヤホンと同じですね。骨伝導だから音漏れしやすいといったことはないと思います。
AfterShokz Aeropexのマイク音質を聞き比べ
AfterShokz Aeropex
iPhone11
さすがにiPhoneには劣りますが、他のイヤホンと比較すると個人的には好きな音質になっています。
マイクはこもる感じがなく、はっきりと伝わる音質になっています。
イヤホン付属のマイクはこもりがちなものが多いので、Aeropexの強みと言えるでしょう。
AfterShokz AeropexをBluetooth接続する方法

接続方法は簡単。電源ボタン(+ボタン)を長押しするだけ。
ボタンを押し続けていると
- AfterShokzへようこそ
- ペアリングモードです
と言われるので、ペアリングモードのままスマホ側で設定するだけ。
AfterShokz Aeropexの良いところをレビュー
実際にAfterShokzのAeropexを使用してみて、良かったところをまとめていきます。
カラフルな4色展開
AfterShokz Aeropexは
- Blue Eclipse
- Cosmic Black
- Lunar Grey
- Solar Red
の4色展開をしています。ベーシックな色はそろっているので、好み合わせて選べるのは良いところですね^^
雨でも使える防水仕様

- 急な雨
- ランニング時の汗
- 汚れの洗浄
のために防水性能(IP67)も備わっています。性能としてはiPhone11と同じレベル。
防塵機能は最大レベルで完全防塵。
防水性能は上から2つ目の性能で、30分間の水没に耐えられる防水性能となっています。
小型で軽い。わずか26g

Aeropexをつけた感じはもちろんしますが、Aeropexを付けることで頭が重く感じることはありません。
しっかり頭にフィットしてくれてコードのようにぶらぶら動かないので、メガネと同じような感覚でつけられます。
AfterShokz Aeropexのイマイチなところをレビュー
Aeropexには良いところだけでなく、改善してほしいところもあるので正直にレビューしていきます。
充電ケーブルが専用設計

防水性能を維持するためには仕方がないのかもしれませんが、Aeropexは汎用の規格ではなく独自規格の充電器を使用しています。
独自規格の充電器だとなくしたら終わりですので、欲を言えばUSB-Cにしてほしかったところ。
しかし、なくすことも考えてか、充電ケーブルが2本入っていたので安心してください。
連続8時間駆動はすこし短め?

健康を保つためにランニングをしている人なら、8時間の電池容量で問題なく使用できますが、Aeropexを1日中使いたい人は要注意です。
1日中使いたい場合は、昼休みに充電するといった工夫が必要ですね。
僕自身は散歩に行くときにつけているだけなので、十分すぎるくらいのバッテリー容量です。
コーデックがSBCしか対応していない
SBC | 基本的なコーデック |
AAC | 高音質コーデック |
apt-X | 低遅延、高音質コーデック |
Aeropexの最大の弱点はSBCコーデックしか対応していないところ。
SBCコーデックというのは現代のどのスマホにも対応している標準的なコーデックですが、昔からある技術のために遅延があります。
もともとワイヤレスイヤホンでゲームするのは厳しいですが、期待しない方が良いと思います。
ただ動画を見たり、音楽を聴いたりする分には問題ないので、そこは安心してください。
骨伝導イヤホン Aeropex レビューまとめ
Good
- 外の音が聞こえる
- カラフルな4色展開
- 雨に耐える防水性能
- 小型で軽い
Bad
- 充電ケーブルが専用設計
- 連続8時間駆動
- コーデックがSBCのみ
今回は耳がふさがらあに骨伝導イヤホン「AfterShokz Aeropex」をレビューしてきました。
音質が普通のイヤホンよりも劣るために、万人に「これを買えば間違いない」というイヤホンではありません。
しかし、
- ランニングする人
- 閉塞感が嫌いな人
- 周りの音を聴きたい人
にはとってもおすすめできるイヤホンでした。
特にトラブルもなく快適に使用できたので、気になっている方は一度チェックしてみてください。
