- どの価格帯のヘッドホンを買えばいいんだろう?
- コスパ最強のヘッドホンはどれだろう?
こんな悩みを抱えている人に、おすすめのヘッドホンがaudio-technicaの「ATH-M20X」です。
ATH-M20Xは5,000円台という低価格ながら、
- バランスの良い音
- 質感の良いイヤーパッド
- 上位機種と同じ形
を兼ねそろえた、コスパ最強のヘッドホンなんです。
今回は実際にATH-M20Xを2年間使っているかずまるが、買って良かった点、悪かった点を洗いざらいレビューします。
Good
- バランスのとれた音
- 質感の良いイヤーパッド
- 上位機種と変わらないデザイン
Bad
- 端子の根元が太い
- 最初のうちは圧迫感が強め
評価
(4.0)
価格と音質のバランスが取れた、コスパ最強ヘッドホン
ATH-M20Xのスペック
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | 40mm |
出力音圧レベル | 96db/mW |
再生可能周波数帯域 | 15~20kHz |
最大入力 | 700mW |
インピーダンス | 47Ω |
重さ(コードを除く) | 190g |
プラグ | φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ |
付属コード | ストレートコード(片出し3.0m/1.6m) |
ATH-M20Xは音質にこだわりがない人からすれば、十分実用的なレベルのスペックを備えています。
数字だけ見ても良い悪いはわからない部分が多いので、音質や使いやすさを詳しくレビューしていきます。
ATH-M20Xの外観・付属品レビュー

付属品レビュー

同梱物
- ヘッドホン本体
- 変換プラグ(3.5mm⇔6.3mm)
- 保証書・説明書
ATH-M20Xはモニターヘッドホンなので、音楽制作の場でも使えるように変換アダプタがついています。
アンプにつなげるのにも、変換アダプタをわざわざ買わなくて良いですね!
デザインレビュー

audio-technicaのロゴが左右に刻まれているかっこいいデザイン。
メッキとかがあればさらにかっこいいと思いますが、価格が安いので妥協点だと言えます。
ATH-M20X>M30X>M40X…と上位モデルになるほど、装飾が豪華になっていきます。
価格が安いほうがいいけど、デザインにもこだわりたいよって人には「ATH-M30X」をおすすめします。
特にこだわりがなければ価格の安いATH-M20Xがおすすめです。
ATH-M20Xの装着感・音質 レビュー
装着感

ATH-M20Xを使って2年ほどになりますが、最初のうちは締め付けが強めかな?と感じました。
すこし使うと馴染んでくるので、メガネをつけた状態で上から装着してもきつく感じません。
今ではすごく快適に使用できます(^^♪
長さ調節も簡単にできるので、標準的な頭の大きさなら、サイズが合わないということはないと思います。
イヤーパッドは合皮のような素材でできているので、硬い部分が頭に接することはありません。
おすすめポイントはイヤーパッドの大きさ。
ATH-M20Xはイヤーパッドの中に耳がすっぽりと収まるので、耳への負担が少なくはめ心地が良いです。
イヤーパッドが小さく、耳が収まらないヘッドホンは、耳が押しつぶされ負担が大きくなってしまうので要注意ですね。
音質
ATH-M20Xは音楽制作にも使われるモニターヘッドホンという種類なので、バランス型で幅広い音域を奏でてくれます。
「ドンッドンッ」という低音を期待している人からすれば、少し物足りないのかなという感じです。
個人的にナチュラルな音を聴きたいので、ATH-M20Xはドンピシャなヘッドホンでした。
「Amazonのカスタマーレビュー」でも音質が良いと評判!
ATH-M20Xの良いところ
- 絡まりにくいコード
- バランスのとれた音
- 質感の良いイヤーパッド
絡まりにくいコード
ATH-M20Xのコードには絡まりにくい素材が採用されています。
僕は結構コードを適当にくるくる巻くんですが、いつもすぐに解けてくれるので助かってます!
毎回使う時にコードが絡まっていると、ストレスが溜まってしまうので、絡まりにくいコード採用しているのは好印象です。
バランスのとれた高音質
audio-technicaのヘッドホン・イヤホンはバランスのとれた高音質で評判です。
特にエントリーモデルにおいても、音質を犠牲にするようなことはありません。
ATH-M20Xはモニターヘッドホンとして、自宅で使用するヘッドホンとして、十分なポテンシャルを兼ねそろえているといってよいでしょう。
質感の良いイヤーパッド

イヤーパッドは柔らかく、付け心地が良いです。
公式サイトによると、耐久性も高いらしく、実際2年間使っていても傷んでいるところは見当たりませんでした。
頭に触れるところも、イヤーパッドと同じ素材で包まれているので、プラと頭が当たることはありません。
audio-technicaは机などにつりつけられる「AT-HPH300」というヘッドホンハンガーも販売しているので、要チェックです。
ヘッドホンとヘッドホンハンガーをaudio-technicaでそろえたら、統一感もあっていい感じですね。
ATH-M20Xのイマイチなところ
- 端子の根元が太い
- 最初のうちは圧迫感が強め
端子の根元が太い

ATH-M20Xは3.5mmプラグの根元が太いので、スマホカバーに干渉してしまう可能性があります。
ヘッドホンをスマホにつなげる人は要チェックな項目ですね。
ATH-M20Xは6.3mm変換プラグでアンプに挿すことも考慮されてのことだと言えます。
最初のうちは締め付けが強い
ATH-M20Xの装着感のところでもお伝えしましたが、初めのうちは頭への締め付けが強めです。
使ってるうちに頭に馴染んでくるので、最初のうちは多少我慢しなければいけないですね。
手で壊れない程度に広げてやると、早く慣らすことができるので、やってみてください。
*やりすぎると、壊れます
Audio-Technica ヘッドホンレビューまとめ
今回は「audio-technicaのおすすめヘッドホン、ATH-M20X」をレビューしました。
Audio-Technica ATH-M20Xはヘッドホンの中でも
- 質感良し
- 音質良し
- 価格良し
- デザイン良し
の文句なしでコスパがとても良いヘッドホンです。
変換プラグのφ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイが付属しているのでギターを弾く人も余分な変換プラグを買わなくても良いというのも地味にポイントが高いですね。
