最近流行の「ワイヤレスイヤホン」
スマホからイヤホンジャックもなくなり始め、コードという煩わしい要素がなくなるとても便利なアイテムです。
ワイヤレスイヤホンを購入するときに悩んでしまうのが「どのモデルを買うか」ですよね。
Amazonでワイヤレスイヤホンと検索すると5万件以上ヒットします。
今回はその5万種類以上あるワイヤレスイヤホンの中でも、僕がおすすめする「ネックバンド型ワイヤレスイヤホン」に絞ってTOP5を紹介します。
>>ネックバンド型と完全ワイヤレスの違いはこちらの記事で解説しています。
今回紹介するワイヤレスイヤホンはどのモデルも
- コスパが高く
- 音質も良く
- デザインも良い
人気のモデルとなっているので、あとはあなたは欲しいと思ったものを選べば間違いありません!
ネックバンド型ワイヤレスイヤホン 比較表
今回紹介するのは以下の表にまとめる5種類のワイヤレスイヤホンです。
この記事で紹介する5製品をわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
製品名 | 特徴 | 対応コーデック | 連続再生可能時間 | 重量 | 再生可能周波数帯域 | 充電用端子 | 独自機能 | 上位モデル | 下位モデル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YAMAHA EP-E30A |
歌と音楽のバランス〇 | SBC , AAC | 最大14時間 | 19.5g | 20Hz~20kHz | USB-C | リスニングケア | EP-E50A | – |
Sony WI-C310 |
フラットな音質なのに低音もしっかり | SBC , AAC | 最大15時間 | 19g | 20Hz~20kHz | USB-C | – | WI-C400他 | WI-C200他 |
Betas by Dr. Dre BeatsX |
iPhoneとの相性抜群 | SBC , AAC | 最大8時間 | 約20g | – | Lightning | – | – | – |
ゼンハイザー MOMENTUM Free |
AAC,apt-X両コーデック対応 | SBC , AAC , apt-X LL | 最大6時間 | 17g | 15Hz~20kHz | microUSB | マルチポイント | MOMENTUM In-Ear Wireless |
– |
audio-techinca ATH-CKR500BT |
AAC,apt-X両コーデック対応 | SBC , AAC | 最大12時間 | 約26.5g | 20Hz~20kHz | USB-C | マルチポイント | ATH-CKR700BT | ATH-CKR300BT他 |
*価格はAmazon(2020/3/28)調べ
左右一体型Bluetoothイヤホンのメリット・デメリット
Bluetoothイヤホンには大きく分けて
- 完全ワイヤレス
- 左右一体型ワイヤレス
の2種類が存在します。
左右一体型ワイヤレスイヤホンは完全ワイヤレスイヤホンと比較すると
- 価格が安価である
- 未使用時、ネックレスのように首からかけられる
- 片方だけの使用が便利
- 落としにくい
- 連続再生時間が長い
というメリットがあります。その一方で
- ケーブルが煩わしい
- ケーブルと首がこすれることによるノイズ
というデメリットもあります。
ちなみに僕は「ネックバンド派」
首からかけられるというのが大きな要因です。
左右一体型ワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
左右一体型ワイヤレスイヤホンが欲しい!となったところで、次に気になるのが「選び方」
無数にある左右一体型ワイヤレスイヤホンのなかでどれが良いの?という悩みを解消すべく、左右一体型イヤホンを選ぶうえで重要なことを伝授します。
ネックレス仕様にもなる『マグネット式』を。

左右一体型ワイヤレスイヤホンでは、左右のイヤホンがマグネットでくっつくものを選びましょう。
左右のイヤホンがくっつくことで、ネックレス状になり首にかけておくことができます。
磁石がないと片方によって、するりと抜け落ちてしまうことがあるので、マグネットがついているイヤホンをおすすめします。
ヒモではなく、首にかけられる形状のモノだと◎

首にかけられる形状のモノを選ぶとなお良いです。
ヒモ状のイヤホンだと、首にかけているときにズレてしまうので、落としたりリモコンが操作しにくかったり…。
首にかける部分のコードがしっかりしていて、形が記憶されるものを選びましょう。
バッテリー持ちは使い方に応じて!

左右一体型ワイヤレスイヤホンは比較的長時間駆動するものが多く、8~15時間ほど連続再生できる機種が多いです。
そこでおすすめしたいのが連続再生8時間以上のイヤホン。
- 充電のし忘れ
- バッテリーの劣化
- 長時間使用する場合
この3つを考慮すると、8時間以上連続再生されるモデルがちょうど良いかなという印象。
最低でも6時間は確保しておきたいかな…。
充電端子はUSB-Cのイヤホンがおすすめ!

最近話題の「USB-C」
5,000円以下のお値打ちなワイヤレスイヤホンにも多く採用され始めています。
それに対し今まで主流だった充電端子が「microUSB」
新しくイヤホンを買うのなら、これから主流になっていくUSB-Cを採用したイヤホンを選びたいですよね。
旅行の時に持っていくコードが減りますし、USB-CならパソコンやAndroidスマホの充電コードと共有することも可能です。
コーデックを確認し、低遅延のものを!
Bluetoothイヤホンで「音質・遅延性能」を上げるために理解しておきたいのが「コーデック」要するに接続方式のことです。
- SBC:どの端末も対応している基礎的なコーデック
- AAC:主にiPhoneに対応している高音質コーデック
- apt-X:SBC,AACよりも遅延が少ない。CD相当の音質
- apt-X HD:ハイレゾ相当の音質
- apt-X LL:apt-Xより低遅延
という主に5つのコーデックがありますが、安価なイヤホンが対応しているのはAACまで。
最近ではiPhoneだけではなく、AndroidもAAC対応をしている機種があるので問題はありません。
反対に、iPhoneはAACまでしか対応していないので、apt-X接続のイヤホンを購入しても性能は引き出せないので要注意です。
Bluetoothイヤホンで音ゲーは厳しい?

あくまで個人的な感想として。
iPadでガルバ!バンドリをやるんですが、AAC接続のワイヤレスイヤホンでも遅延は感じます。
できるか・できなかで言ったら「できる」
ただ半テンポくらい遅れて聞こえてるのかなぁという印象です。音ゲーやりたいならやっぱりまだ有線かなって思います。
おすすめのネックバンド型BluetoothイヤホンTOP5
実際におすすめのイヤホンはどれ?ということでさっそく紹介していきます!
YAMAHA EP-E30A
- 〇 手が届きやすい低価格
- 〇 ナチュラルな音質
- 〇 USB-C充電
- 〇 カラーが豊富
- ✕ 高級感がない
EP-E30Aは僕が今現在メインに使用しているワイヤレスイヤホンです。
4,000円台という低価格で購入できるのに加え、最長14時間駆動とバッテリーに困ることもありません。
ヤマハ独自の『リスニングケア』という機能は音のバランスを整えてくれるので、すごく聞きやすい・疲れにくい音になっています。

Sony WI-C310
- 〇 手が届きやすい低価格
- 〇 高級感のあるデザイン
- 〇 USB-C充電
- 〇 クリアな音質
- ✕ カラーが少ない
Sonyは数々のワイヤレスイヤホンを手掛け、上位機種・下位機種ともに豊富に存在します。
その中でもWI-C310は
- 4,000円台で買える低価格
- 光沢加工ハウジングによる高級感
- 最大15時間再生
とかなりコスパの高い商品であり、YAMAHA EP-E30Aのライバルでもあります。
YAMAHA EP-E30AとSony WI-C310どっちがいいの?と聞かれてもすごく困る質問で、どっちもいいと答えざるを得ません。
- 好きなメーカーを選ぶ
- いいなと思うデザインの方を選ぶ
そのような選び方が一番おすすめです。
ちなみに僕はヤマハというメーカーで選び、WP-E30Aを使っています。デザインで選ぶなら光沢加工されてるソニーかなと。

Beats by Dr.Dre Beats flex
- 〇 iPhoneとの相性抜群
- 〇 ナチュラルな音質かつ低音も
- 〇 リモコン操作がやりやすい
- △ ライトニング充電
- ✕ バッテリー容量が少ない
Apple純正ワイヤレスイヤホンの使い心地をBeats製品で実現したBeatsXの後継モデルが『Beats flex』
Beats flexはBeatsXの半額ほどという値段で同等の性能を実現しており、かなりお買い得になりました。
ワイヤレスイヤホン黎明期に登場したBeatsXと比較するとコストカットできるところはコストカットし、抑えるべきところは抑えたイヤホンなので一度チェックしてみてください。
audio-technica ATH-CKR500BT
- 〇 奥行きのある低音のきいた音
- 〇 オートパワーオフ機能
- 〇 マルチペアリング機能
- 〇 USB-C充電
- ✕ボタンが硬い
- ✕ 価格は高め
audio-technicaが出しているワイヤレスイヤホンの中で「ネックバンドタイプ」の一番お手頃なモデルがATH-CKR500BTです。
価格は1万円弱と高めですが、エントリーモデルにはない
- 低音のきいた音
- 表現の幅広さ
が特に印象的なイヤホンです。
- 音にこだわりたい方
- ちょっと良いイヤホンが欲しい方
- audio-technicaが好きな方
にはぜひおすすめしたい一品です。
ATH-CKR500BTも実際に購入し、使い勝手をレビューしているのでぜひ参考にしてください。

左右一体型ワイヤレスイヤホンに関するQ&A
カナル式という耳栓のようなイヤホンをおすすめします。
音が半テンポほど遅れて聞こえますが、できないことはありません。fpsはシビアなので音ゲーより厳しいかもしれません。
イヤーピースを自分に合ったものに変えるのを検討してみてください。
おすすめの左右一体型Bluetoothイヤホンまとめ
今回は「『コスパで選ぶ』左右一体型ワイヤレスイヤホンTOP5」について紹介してきました。
- YAMAHA EP-E30A
- Sony WI-C310
この2つのワイヤレスイヤホンは飛びぬけてコスパが高いモノです。
YAMAHAやSonyという誰でも知っているようなメーカーのイヤホンが中華製メーカーに1,000円足すだけで買えてしまいます。
特にYAMAHAは今までイヤホン分野で有名ではない分、使っている人も少ないですし人と被りにくいイヤホンなのでぜひおすすめしたいです。
ぜひ一度、YAMAHAとSonyのイヤホンはチェックしてみてください。
