Amazonでワイヤレスイヤホンを検索すると、無数の商品が出てきてどれがいいかわかりませんよね…
安心と安全のSonyかな?と考えたり、安い中華製にしようかな?と考えたりしてしまいます。
基本は有名メーカー製の低価格モデルがコスパ高いよ!
そこで今回はイヤホン選びで悩んでいる人のために、「YAMAHA EP-E30A」というイヤホンをレビューします。
EP-E30AはYAMAHA初のワイヤレスイヤホンながら、
- 5,500円という低価格
- 他社製品にも劣らないワイヤレス性能
- 格上機種にもまさる音質
- YAMAHA独自のリスニングケア機能
という魅力盛りだくさんなイヤホンなんです。
では、さっそくレビューしていきましょう!
製品名
YAMAHA EP-E30A (購入はこちら)
音質について
奥行きがある音を出力していて、非常に満足
装着感について
ドライバーがコンパクトで、どの人の耳にも合う
その他使用感について
新機能「リスニングケア」は劇的には変わらないが、確かに音楽が聴きやすくなる
音楽を停止した後の数十秒間、無音状態でかすかにノイズが流れる。気にならない程度ではあるが。
Good
- 低価格で高品質、珍しさのYAMAHA
- リモコン付きで、わかりやすい操作
- 首にかけることを前提にした形と磁石
- 充電端子がUSB-C
- 14時間の長時間再生
- AACコーデック対応
Bad
- アプリでできることが少ない
総合評価
(4.5)
YAMAHAの魅力的なコスパ最強イヤホン
価格が高いBeatsXにも負けない実力!
YAMAHA EP-E30Aのスペック
興味ない人は飛ばしてOK!
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | 8.6mm |
Bluetooth | 5.0 with BLE |
対応コーデック | SBC,AAC |
再生可能周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
充電時間 | 約2時間(フル充電) |
再生可能時間 | 最大14時間 |
リスニングケア | 〇 |
アプリ操作 | 〇 |
音声操作(Siri/Google Assistant) | 〇 / 〇 |
質量 | 19.5g |
付属品 | USB-A to C イヤーピース各1セット(SS/S/M/L) |
USB-C端子で充電できるのはマジ神!!
ヤマハ EP-E30Aの外観付属品レビュー

付属品はイヤーピース&給電ケーブル

同梱物
- イヤホン本体
- イヤーピース(SS/S/M/L)
- USB-C to USB-Aケーブル
- 取扱説明書,保証書
説明書が日本語でわかりやすく書かれているのはさすが日本メーカー製だね!
デザインはシンプルで「YAMAHA」ロゴがかっこいい

デザインは首にかけられるタイプの良くあるワイヤレスイヤホンになっています。
特徴的なのは「YAMAHA」のロゴ。
ヤマハのイヤホンは発売されたばかりということもあり、使っている人はまだまだ少ないです。
SonyやAppleのようにみんなが使っているものではない特別感が味わえるよね(o・∇・o)

イヤホンの耳にはめる部分がこちら。
YAMAHAのロゴが入っていてかっこいいですね^ ^
リモコンはシンプルで操作が簡単!

リモコンは3つのボタンがある、すごくシンプルなデザインです。
イヤホンユニット側から「+キー / 機能キー / -キー」
- ペアリング設定
- 電源のON/OFF
- 音量調節
- 選曲
- 電話を受ける/電話を切る
- 通話を拒否
このリモコンでできることは意外に多く、音楽を聴くことから通話までいろいろなことができます。
このリモコンの操作方法は取扱説明書に詳しく記載されているので、ここでは音楽を聴く操作のみ解説します。
再生 | 機能キーを短く1回押す |
一時停止 | 再生中に機能キーを短く1回押す |
音量を上げる | +キーを短く1回押す |
音量を下げる | -キーを短く1回押す |
次の曲へ進む | +キーを2秒間長押し |
前の曲へ戻る | -キーを2秒間長押し |
iphone純正のイヤホンとは少し操作が異なりますが、より直感的でわかりやすい¥操作方法で個人的には好きです。
ヤマハ EP-E30Aの装着感・音質 レビュー
EP-E30Aの装着感や音質をレビューしていくよ!
4種のイヤーピースが付属して、誰にでもフィット

装着感はちょうどよいです。
イヤホン自体そこまで大きくなく、つけるときに大きいのを付けているなっていう感じは全くありません。
イヤーピースももともとついてくるMサイズに加えて、別にSS/S/Lサイズを同梱してくれています。
耳が小さい人でも大きい人でも対応できるイヤホンです。
イヤーピースはBeatsXのものもはまったので、市販のものと同じと考えられます。
音質は奥行きがある音で、5,500円とは思えない

ヤマハのイヤホンは初めて買いましたが、音の輪郭がはっきりしています。
ナチュラルな音を聴ける感じ。
ボーカルの声がクリアで聞きやすく、伴奏も存在感があります。
低音から高音までまんべんなく出してくれる、そんなイヤホン!
Amazonのレビューを見てみると「低音が軽い」という声がありますが、個人的にはあまり気になりませんし、低音まで出ていると思います。
価格的には倍くらいするBeatsXと比較しても、EP-E30Aの方が低音を出しています。
マイクの音質を聞き比べしてレビュー

EP-E30Aはハンズフリー通話に対応しているので、通話用のマイクが搭載されています。
使う上で問題となるのが
- 音を拾うのか
- 音質は良いのか
の2点です。
正直言ってどちらも良くはありません。
首にかけている分マイクの位置が遠くなってしまうのでどうしても音量が小さくなりがちなのは事実です。
今回はマイクの音質比較ということで、
EP-E30AとiPhone11のマイクを聞き比べてみましょう。
iPhone11の音声
YAMAHA EP-E30Aの音声(音量を上げてください)
iPhoneのマイクよりこもっていてる感じがしますが、イヤホンに内蔵されているということを考えれば普通だと思います。
EP-E30Aで通話したこともありますが、小さい声でも問題なく会話出来ましたし実用性はあるマイクでした。
「リスニングケア」でより音楽が聴きやすく!
yamaha製ワイヤレスイヤホンの特徴として、ヤマハ独自の新技術「リスニングケア」が挙げられます。
ヤマハ独自の「リスニングケア」は、小さなボリュームの時ほど低域と高域が聴こえにくくなる人間の聴感特性や、リスニング環境における聴こえ方の違いに着目し、音量に合わせて、音のバランスが最適になるように補正。自然で聴きやすい音を再現し、過度な音量アップによる耳への負担を抑えます。
ヤマハ公式HP
リスニングケアをONにした状態とOFFにした状態で比較すると、正直劇的に変わるということはありません。
しかし、音の輪郭がよりハッキリとして、ボーカルの声がよりクリアになります。
違和感は全くなく、少しの違いが長時間聞いた時に疲れにくくしてくれるのを実感しました。
EP-E30Aは最長14時間使用できるので、長時間使用する人と相性が良いイヤホンですね^ ^
Bluetooth接続の仕方

リモコンの機能キー(真ん中のボタン)を5秒ほど長押し。
そうするとペアリングモードに入るので、各種スマホ,パソコンで設定するだけ!
初期のデバイス名は「Yamaha EP-E30A」となっています。
iOS,iPadOSの場合
「設定>Bluetooth」と進むと、「その他のデバイス」というところに「Yamaha EP-E30A」と表示されるので、タップすればペアリング完了。
Androidの場合
「設定>接続機器>新しい機器とペアリングする」と進むと「Yamaha EP-E30A」と表示されるので、タップすればペアリング完了。
Windows10の場合
「設定>デバイス>Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する>Bluetooth」と進むと「Yamaha EP-E30A」と表示されるので、クリックすればペアリング完了。
iPad,Android(Xperia),Windows10でリモコンが機能することを確認したよ!
YAMAHA純正アプリ「Headphones Controller」

ヤマハのスマートフォン専用アプリ「Headphones Controller」を使えば、
- リスニングケアのON/OFF
- オートパワーオフの設定
- バッテリー残量の確認
を手軽にできます。
高機能とは言えないけど、バッテリー残量を確認できるのはすごく便利!!

UIもカッコよくシンプルで、操作性はバツグンです。
スマホ専用アプリだけど、iPadでも操作できるのを確認したよ!
ヤマハEP-E30AのメリットはAACコーデック
EP-E30Aを実際に使ってみないとわからないような、良かったところをレビューします。
- 低価格で高品質、珍しさのYAMAHA
- リモコン付きで、わかりやすい操作
- 首にかけることを前提にした形と磁石
- 充電端子がUSB-C
- 14時間の長時間再生
- AACコーデック対応
実際に購入・使用して、これだけの良いところがあると感じました。
ここではコーデックについて解説します。
コーデックとは「接続方式」のことだよ!
コーデックの種類
コーデック名 | 音質/遅延 | 説明 |
---|---|---|
SBC | 低音質コーデック 遅延:200~250ms |
Bluetoothには必ず搭載されている |
AAC | 高音質コーデック 遅延:800~1000ms |
iPhoneで使用されているコーデック Android8.0移行で採用 |
apt-X | 高音質コーデック 遅延:32ms |
主にAndroidで使用されてきたコーデック |
Android8.0以前はapt-Xしか採用していなかったAndroidですが、Android8.0移行はAACコーデックも対応しています。
Xperia(XZ1)ももちろんAAC対応だよ!
AACはiPhoneとAndroid両方対応していますが、apt-XはiPhoneには対応していません。
その面で、AACにしか対応していないのはコスト的な面で正しい判断と言えますね。
ヤマハEP-E30Aを選んだポイント
僕がヤマハEP-E30AをBeatsXの次のメインイヤホンとして選んだ理由は
- YAMAHAというかっこよさ
- 5,500円とは思えない音質の良さ
- リスニングケア
- 最長14時間再生
という魅力的な部分がたくさんあり、使えない欠点が1つもなかったからです。
本当に買って良かったイヤホンだね!
ヤマハEP-E30Aレビューまとめ
今回は「【YAMAHA EP-E30A レビュー】ヤマハの新発売ワイヤレスイヤホンはコスパ最強?」について解説してきました。
EP-E30Aは5,500円という低価格ながら、BeatsXにも負けない音質。
プラスチック感がある質感など詰めの甘さはあるものの、Sonyやaudio-technicaにも負けない品質であることは間違いありません。
楽器からエンジン音まで、音にこだわるヤマハのこだわりが伝わるイヤホンに仕上がっています。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
