生協パソコンって実際、買った方が良いの?と悩んでいる新入生は結構多いです。
結論から言えば、個人的に生協PCは買わない方が良いと思います。詳しくは以下のの記事にかいてあるので、参考にしてみてください。

日本の大学生協では、
- Panasonic Let’s Note
- 富士通 LIFEBOOK
- 東芝 Dynabook
のWindowsパソコンのどれか1つと、Apple Macbook proを扱っています。
今回は僕の大学で販売して、購入してしまった「Let’s Note CF-SZ6」を実際に2年間使ってみてどうだったのかをレビューしていきます。
Good
- 分離式電池
- 光学ドライブ付き
- 接続端子が豊富
- キーストロークが深い
Bad
- プリインストールアプリが多い
- USB-Cがない(今はあるかも)
- 分厚い/底面に凹凸がある
- トラックパッドが小さい
- スピーカーがしょぼい
評価
(2.0)
ビジネスでは使えるけど、大学生にはおすすめできない
Panasonic Let’s Note CF-SZ6のスペック
CPU | Intel Core i5-7200U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 256GB (SUMSUNG) |
GPU | Intel HD Graphocs 620 (内蔵) |
OS | Windows10 home |
画面サイズ | 液晶12.1インチ |
光学ドライブ | DVDマルチスーパードライブ |
重量 | 930g |
バッテリー | 最大14時間 |
無線LAN | IEEE802.11./ac/a/b/g/n |
価格 | 約170,000円(4年保証付き) |
正直言って、高い。
4年保証付きとはいえ、この値段なら壊れたら買い替えたいかなぁっていうレベルです。
ベンチマーク

Cineベンチでベンチマークテストをしてみた結果がこちら。
Core i5の第7世代、ノートパソコン用の省電力仕様だと、こんなもんですね。

ストレージの転送速度を測ってみた結果がこちら。
SUMSUMG製なので、安定して高いスピードが出ています。
HDDじゃなく、SSDなのはレッツノートと言えど、時代についてきていますね。
レッツノートの外観・付属品・使用感レビュー

付属品レビュー

同梱物
- パソコン本体
- 電池パック
- ACアダプタ
- ウィルスバスター(4年分)
- 取扱説明書/生協のチラシ
大学生協のLet’s Noteは業務用のものと大学用のパソコンを兼ねているので、必要最低限の箱でパッケージもありませんでした。
デザインレビュー

デザインはお世辞でもかっこいいとは言えないデザインをしていますよね。
業務感が強いデザインは△
昔のパソコンみたいという感想は間違いではなく、Let’s Noteは10年以上デザインが変わっていないパソコンなんです。
写真で見ると、表面がグレーで安っぽく見えますが、触ってみると、そこまで安っぽくはありません。
Let’s Noteのボディはプラスチックでできていると思われがちですが、実はマグネシウム合金という金属でできています。
アルミボディのようなかっこよさはありませんが、耐久性、軽量性は他のものと比較しても劣っていることはありません。
自分の好きなデザインのパソコンを選ぶのが一番!
入出力端子が豊富すぎる!

レッツノートの右側面には
- USB-A×3
- HDMI×1
- ACアダプタポート×1
- ワイヤレスON/OFFスイッチ
- 排気口
が搭載されています。
ワイヤレススイッチってなんだよって思うかもしれませんが、飛行機に乗るときに使用するみたいです。
なんでついているかは不明。

レッツノートの左側面には
- セキュリティスロット
- LANポート
- VGA(D-sub)
の3つが搭載されています。
業務用パソコンらしいですよね。
セキュリティスロットは会社などで、盗難防止にワイヤーをかけておくことのできるもので、自宅では絶対に使いません。
大学では古い教室だと、VGAしか対応していない教室もありますが、ほとんどHDMIで事足りと思います。

レッツノートの正面は
- DVDドライブ
- イヤホンジャック
- 電源ボタン
が装備されています。
正直、イヤホンジャックは横にしてほしかった。以上。
レッツノートの何が問題かって、古い端子しかないところです。
- DisplayPort
- USB-C (thunderbolt3)
といった最近流行の端子を搭載してほしかったのが正直な感想です。
モニターの視野角は広く、真横からでも見れる!

視野角はすごく広く、ほぼ真横、真上からでも画面を見ることができます。
複数人でパソコンの画面を見るときは、横から見る人でも見やすいので好印象ですね。
大学生に必要かと聞かれると「う~ん」となりますが、一緒にプレゼンを作るときなどは役立ちます。

画面がほぼ180°まで開くのも、Let’s Noteの特徴です。
これも他人に画面をちょっと見せたいときなどに、役立ちます。
キーボードの打鍵感は良い!

- キーピッチ19mm
- キーストローク2mm
キーボードは標準的なノートパソコンのパンタグラフキーボードで、若干キーストロークが長いかなという感じです。
キーストロークがある分、打鍵感はノートパソコンにしてはしっかりしていて打ちごたえがあります。
キーピッチも一般的なサイズなので、打ちにくいなど、使いにくい部分はありません。
個人的な感想ですが、レッツノートの打鍵感は好きです。
↑打鍵音はこちら
バッテリー駆動時間は長い

Let’s Noteのバッテリーは外付けで、6年保証モデルを買うと、Lサイズの交換用バッテリーが付属しています。
バッテリー容量はそこそこあり、14時間駆動。
実用的には十分ですが、1日中パソコンを触っている日は足りないかもしれませんね。

Panasonicの純正制御アプリで、80%をMAXに充電する機能をONにしておけば、バッテリー保護も完璧ですね。
ずっと充電しっぱなしで、パソコンを使用する人は、ぜひバッテリー制御機能をONにすることをおすすめします。
Let’s Noteの良かったところ
- 分離式電池
- 接続端子が豊富
- キーストロークが深い
分離式電池で交換楽々

一般的なノートパソコンって分解しないと、バッテリー交換ってできませんが、レッツノートはドライバーいらずで交換できます。
バッテリー交換は数年に1度と言えど、サポートに出してしまうと
- データのバックアップ作業
- PCを使えない期間
というデメリットがあるので、自分で簡単にできるのは嬉しいです。
高くなるけど、6年保証モデルを買うと、大容量のバッテリーパックが追加で付いてくるのもポイント!
ただ、バッテリーのせいで裏面が平らではないので、裏面に貼るようなPCスタンドはつかうことができないことはイマイチ。
接続端子は必要なものがすべてある!
「入出力端子をレビュー」のところで詳しく解説しましたが、レッツノートには
- USB-A×3
- HDMI×1
- VGA×1
- 有線LAN×1
- イヤホンジャック×1
- 光学ドライブ
時代が止まっている感はあれど、接続端子が豊富なのは喜ばしいことです。
CD,DVDを大学の宿題として使うこともありましたし、VGAしかない教室もあります。
大学生に必要なものはすべて入っている、そんなパソコンです。
VGAや光学ドライブを搭載すると厚くなるため一長一短
キーストロークが深く、打鍵感が良い
Lg gramのような一般的なノートパソコンのキーストロークは1.2~1.5mm程度。
それに対し、Let’s Noteのキーストロークは2mmもあります。
最高の高級キーボード「Realforce」に比べたら、打ち心地も見劣りします。
しかし、ノートパソコンのキーボードという点で見た時は、最高レベルの打鍵感です。
打ちやすく、誤入力も少なくなるかも?
Let’s Noteのイマイチなところ
- プリインストールアプリが多い
- 分厚い/底面に凹凸がある
- トラックパッドが小さい
- スピーカーがしょぼい
多いですね。4つもあります。
確かに、Let’s Noteはいいところもありますが、致命的に使いにくいイマイチなポイントが多いです。
プリインストールアプリが多い
プリインストールアプリとは最初からPCに入っているアプリのことです。
全く使わない学習アプリが大量にプリインストールされています。
容量を圧迫しますし、邪魔なのですぐ消しました。
これに関しては生協で購入する以上、仕方がないのかもしれません。
仕方がないとは言え、利用者からすれば生協の事情なんぞ関係ありませんので、やめてほしいに尽きます。
分厚い/底面に凹凸がある

Let’s Noteの宿命「デザインがダサい」
それは裏面も例外ではなく、
- ネジが多い
- 凹凸が多い
というデメリットがたくさん詰まっています。
スタイリッシュなパソコンを使いたい人には不向き
トラックパッドが小さい

これがLet’s Noteのトラックパッドなんですが、使いにくい!!
なんとスペースは指3本分!
スペースが狭いので、指2本以上を使うジェスチャーはほぼできません。
スピーカーがしょぼい

これまた致命的な問題。スピーカーがしょぼすぎる。
Let’s Noteのスピーカーは1つの「モノラルスピーカー」なんです。
今どきスマホですら2つスピーカーがあるのに…。
音質も最悪で、YouTubeなんて見れたものではありません。
あまりにもスピーカーがひどすぎるので、
- 別でスピーカーをつける
- イヤホン/ヘッドホンをつける
のどちらかで音声を聞いています。
大学生におすすめするノートパソコンは「LG gram」
Let’s Noteを使ってみて、おすすめはできない。
もっとほかにスタイリッシュなパソコン、安いパソコンがあります。
それならおすすめのノートパソコンはなんなんだ、ということで大学生に1番おすすめしたノートパソコンを紹介します。
「LG gram」
LG gramというノートパソコンが大学生に一番合っていると思います。
友達がLG gram使ってるよ!
スペックは以下の通り。わからなかったら飛ばしてOK
CPU | Intel Core i5 |
メモリ(RAM) | 8GB(最大16GB) |
ストレージ(ROM) | SSD 256GB |
画面サイズ | 13.3インチ |
価格 | 13~15万 |
- 重量が軽くて、持ち運びしやすい
- 最長28時間の長時間駆動
- 豊富な接続端子
- 耐久性の高さ
大学生にかなりおすすめなパソコン!
軽量&長時間駆動で、大学に持っていてレポートを書くといったことも安心してできてしまいますね。
LG gramはUSB-C端子からの給電もできるので、「RAVPower 61W PD充電器」のような45W以上の充電器を使用すればACアダプタがなくても充電することができます。
それに加え、
- 大学のプレゼンで良く使用するHDMI端子
- 米国国防省認定の耐久性
のおかげでさらに使いやすいノートパソコンに仕上がっていると言えます。
パソコンで悩んだら、Lg gramおすすめです。
\大学生に人気のパソコン/
LG gram以外にも大学生におすすめのパソコンが知りたいよって方は以下のの記事も参考にしてくさい。
https://monohako.jp/pc-university-students/大学生におすすめ・人気のパソコンを
- 価格
- 質感
- 使いやすさ
- スペック
など、様々な項目に着目して解説しています。
自分にあったパソコンを選ぶためには、たくさんの種類のパソコンを選ぶことが大切です。
ウイルスバスターも忘すれに導入しておこう!
生協パソコンLet’s Note CF-SV6 レビューまとめ
今回は「生協パソコンLet’s Note CF-SV6 レビュー」について書いてきました。
Let’s Noteは会社で使うという点を考えれば、必要なものをすべて兼ね備えている良いパソコンです。
しかし、大学生が使うということを考えた時、あまりおすすめはできません。
大学生におすすめのパソコンは
- 自分の好みの見た目
- 最先端性
- 薄さ
この3つが重要です。
この3つを満たすノートパソコンがLG gramなので、ぜひ一度チェックしてみてください。
生協PCよりも普通のノートパソコンを買った方が良い理由を知りたいよって方はこちらの記事も参考にしてみてください。

