今まではコンセントに直挿しできるAnkerのモバイルバッテリー「Anker PowerCore Fusion 5000」を愛用していました。
Fusion 5000もさすがに古くなってきたなということで、「Anker PowerCore Slim 10000 PD」を購入しました。
実際に半月ほど使ってみて、おすすめできるくらい使いやすかったのでレビューします。
スペックだけではなく、”使いやすかったおすすめポイント”や”使いずらかったイマイチなポイント”を正直にお伝えします。
気になる項目があれば、目次をクリックしてジャンプ!
Good
- 薄くて持ち運びやすい,スマホサイズ
- PD(急速充電)対応
- PSE認証済
Bad
- 低電流モードの意味がわからない
- 端子の中が青い(黒の方が良かった)
Anker PowerCore Slim 10000 PD のスペック
バッテリー容量 | 10,000mAh(iPhone11 pro 2.3回分) |
---|---|
USBポート数 | 2 |
サイズ | 149 x 68 x 14mm |
重量 | 212g |
PD入力 | 5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A |
PD出力 | 5V=3A / 9V=2A / 15V1.2A (最大18W) |
PowerIQ出力 | 5V=2.4A (最大12W) |
カラー | ブラック |
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」は10,000mAhのバッテリー容量があるので、iPhone11 proを2.3回、iPad miniを1.2回も充電することができます。
僕が以前メインで使っていた「PowerCore Fusion 5000」は5,000mAhなので、少し物足りないなという時がありました。
10,000mAhのバッテリー容量があれば、旅行や出張のときでも対応できると思います。
- PD→Power Deliveryの略で、USB-Cを使用した急速充電に対応
- PowerIQ→Anker独自に開発した急速充電規格
Anker PowerCore Slim 10000 PD の外観と付属品
付属品

同梱物
- モバイルバッテリー本体
- USB-C to USB-C ケーブル
- 専用ポーチ
- 取り扱い説明書
- Happy?
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」は出入力ともにPDに対応しているので、C to CのUSBケーブルが付属しています。
専用ポーチは伸縮性のある素材で、野球部が良く来ている長袖のシャツみたいな素材です。
傷つき防止にもなるので、専用ポーチがついているのはポイント高いですね^ ^
デザイン

本体はマットブラックで塗装されているプラスチック製。
表面はメッシュに加工されていて、かっこよさがアップしています。
樹脂のものは傷つきやすいので、ポーチがついているのは非常にありがたいです。

「Anker PowerCore Slim 10000 PD」は薄いのが特徴です。
PowerCore Fusion 5000はだいたい一般的なモバイルバッテリーの厚みをしているのですが、PowerCore Slim 10000 PDと比較すると、すごく厚く見えますよね。
だいたいiPhoneやXperiaのようなスマホより数ミリ分厚いくらいです。
4段階インジケータ

「PowerCore Slim 10000 PD」は電源ボタンのところに4段階のインジケータが備えられています。
インジケータを見ることで、バッテリー残量がわかるようになっています。
充電中はインジケータが常に光り、充電中ということが分かります。
充電していない時でも、ボタンを押すことで残量を確認することができます。
入出力端子

- USB-typeC
- USB-typeA
の2種類のUSBポートがついていて、どちらも急速充電に対応しています。
USB-Cポートはこれから主流になっていく、PDという規格の最大18Wの急速充電に対応しています。
USB-AポートはPowerIQというAnker独自の急速充電規格に対応していて、5V2.4Aの充電に対応しています。
Anker PowerCore Slim 10000 PD の良いところ
- 薄くて持ち運びしやすい
- ちょうどよいバッテリー容量
- USBポートが2つで同時出力可能
- PD対応(入力,出力ともに)
薄くて持ち運びがしやすい

「充電しながらスマホを使いやすい」これは大きなメリットだと思います。
かばんにしまう時も、薄い方がしまいやすいですよね。
PowerCore Slimはスマホとほぼ同じ大きさなので、スマホをもう一台持ち歩くと考えてもらえればわかりやすいです。
USBポートが2つで同時出力可能

充電用のポートが2つあると、使い勝手が格段に良くなります。
例えば、 友達とバッテリーをシェアしたり、イヤホンとスマホを同時に充電したりできますよね^ ^
すべてUSB-Cにしてほしかったのですが、本体が大きくなってしまうよりはマシです。
入出力ともにPD対応

用事を済ませている間にささっと充電したい人におすすめしたいPD機能がばっちりついています。
USB-Cポートからは最大18Wの電力を供給できます。
パソコンは45W以上必要なので充電することができませんが、iPhone XSが30分で最大50%まで充電することができます。
「Anker PowerLine Ⅱ」のようなPD対応のケーブルも一緒に購入するのがおすすめ!
PowerCore Slimでスマホを充電するときはPD対応なのはもちろん、コンセントからPowerCore Slimを充電するときもPD対応なのは素晴らしいです。
10,000mAhもあると、充電に時間がかかるので、PDで急速充電してしまえるのは高評価です。
充電器も「Anker PowerPort Atom PD 1」のようなPD対応製品でないと急速充電されないので、一緒に購入するのがおすすめです!
Anker PowerCore Slim 10000 PD のイマイチなところ
- 低電流モードがある意味がわからない
- 端子の中の色が青
低電流モードのある意味が分からない

「電源ボタンを2回押す」または「電源ボタンを2秒以上長押し」することで、低電流モードにすることができます。
公式やレビュー記事では「イヤホンなどの電力をそこまで必要としないデバイスを充電するときに有効」と書かれています。
実際は低電流モードをs表しなくても、PowerCore Slimが自動的にデバイスを診断し適切な電流を供給してくれます。
実際にBeastXに充電している電流,電圧を測ってみたのですが、低電流モードにしても電流の値は変わりませんでした。
低電流モードの必要性が感じられないので、今回はイマイチポイントに入れさせていただきました。
低電流モードになくても、自動的に最適な電流を流してくれるのはおすすめポイントです。
端子の中の色が青

以前使っていた「PowerCore Fusion 5000」のUSBポートの中は黒色ですよね。
僕的には全部黒でまとめてほしかったなと思い、イマイチポイントにしました。
それに対し、今回購入した「PowerCore Slim 10000 PD」はなぜか青なんですよね。
実際の使い勝手はめちゃくちゃ良いですし、見た目はすごくかっこよいのでおすすめします!
Anker PowerCore Slim を選んだポイント
数多くあるモバイルバッテリーの中で「PowerCore Slim 10000 PD」に決めたポイントを重要度順に簡単にまとめます。
- PD対応
- バッテリー容量10,000mAh
- USBポートが2つ
- 薄型
いろいろなモバイルバッテリーを調べて、自分なりに比較した中で勝ち残ったのが「PowerCore Slim 10000 PD」です。
数あるモバイルバッテリーのなかでも最高に使いやすいと思いますし、ぜひともチェックしてほしいものになっています。
これを超えるモバイルバッテリーがあったら教えてください。速攻購入します(笑)
Anker PowerCore Slim 10000 PD レビューまとめ
- 薄くて持ち運びしやすい
- ちょうどよいバッテリー容量
- USBポートが2つで同時出力可能
- PD対応(入力,出力ともに)
- 低電流モードがある意味がわからない
- 端子の中の色が青
今回は「Anker PowerCore Slim 10000 PD」のレビューをしてきました。
実際使ってみると使いやすさが良く分かりますし、Ankerが人気な理由がにじみ出ています。
手にフィットするモバイルバッテリーでかつPD対応、欲しい機能使いたい機能てんこ盛りのモバイルバッテリーになっています。
モバイルバッテリー欲しいよ探しているよっていう方にはぜひ1度チェックしてみてください。


