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【完全ワイヤレスVSネックバンド】メリット・デメリットを徹底比較【左右一体・左右分離】

  • ワイヤレスイヤホンって種類が多くてわからない
  • スマホのイヤホンジャックがなくなって困ってる

そんな方に向けて、今回はワイヤレスイヤホンの選び方を徹底解説します。

まずイヤホンは大きく分けて

  • 完全ワイヤレス(左右分離型)
  • ネックバンド型(左右一体型)

の2つの種類に分類されます。

字のごとく、左右のイヤホンがくっついているか・離れているかを示しますが、実例を挙げると

完全ワイヤレス(左右分離型)はこんなやつ↓

ネックバンド型はこんなやつ↓

になります。

  • どんなメリットがあり
  • どんなデメリットがあり
  • どちらがあっているか

はすべてこの記事で解説しているので、目次を参照しながら読んでいってください。

完全ワイヤレスとネックバンド型を徹底比較

1.同じ価格で比較すると、音質はネックバンド型

完全ワイヤレスと左右一体型の音質を『同じ価格帯』のモノで比較すると、ネックバンド型ワイヤレスイヤホンに分があります。

完全ワイヤレスは左右のユニットが独立しているため、複雑な構造をしています。

それに対し、ネックバンド型は左右のユニットが有線でつながっているので、比較的単純な構造なのが特徴です。

完全ワイヤレスイヤホンでは左右のイヤホンどちらとも通信しなければなりません。

単純に考えてネックバンド型と比較して2倍の通信設備が必要となります。

通信設備にお金がかかる分、音質のところにお金がかけられないんだね…

2.見た目はコードレスな完全ワイヤレスが優勢?

「百聞は一見に如かず」ということで画像を見ていただければわかると思いますが、完全ワイヤレスイヤホンの方がコードがなくスマートですよね。

完全ワイヤレスイヤホンの醍醐味と言ったら

コードが全くないこと

最近ではAirPodsなどワイヤレス充電ができる機種もあるので、充電するときでさえコードを使わないこともあります。

左右一体型推しの僕としても、コードがないのはかっこいいですし、絡まることがなくなるのは良いところです。

3.使い勝手は首にかけられるネックバンド型!

  • 完全ワイヤレスだと落としそう
  • ネックバンド型だと絡まる

といったようにどっちにも使いにくさというのは存在します。

そこを加味したうえで、僕は『ネックバンド型』の方が使い勝手が良いと判断します。

完全ワイヤレスの使い勝手が気になるところは以下の通り。

  • イヤホンを外したあと、ケースにしまうのがめんどい
  • ケースにしまうのをめんどくさがった結果、なくす
  • シンプルに落としそう

これらの気になるところをネックバンド型だと感じません。

ネックバンド型はその名の通り、首にかけておけるのでいちいちしまう必要はありませんし落とすこともほぼありません。

確かにかばんから出すとき絡まっていることもありますが、首にかけておけばいいのでは…?

というのが僕の考え。

安いイヤホンなら落としても「まあ、いいか」ってなりますが、完全ワイヤレスはネックバンド型に比べて値が張るので落としたらショックですね。

4.バッテリー持ちはネックバンド型の方が優勢?

  • 連続再生可能時間→ネックバンド型
  • 総再生可能時間 →完全ワイヤレス

結論から言えば、こうなります。

完全ワイヤレスイヤホンは連続で使える時間は少ないですが、ケースが充電器代わりになるので総再生可能時間は長いです。

ケースという名のモバイルバッテリーを使っているわけです。

購入するときは『連続再生可能時間』をチェック!

連続再生時間総再生時間 
完全ワイヤレス5~6時間24時間ほど
ネックバンド型8~15

だいたい再生時間の目安は上の表のとおり。

1日中イヤホンを付けて仕事や勉強をしている人にとっては完全ワイヤレスじゃ厳しいかもしれませんね。

5.価格は断然『ネックバンド型』

同じメーカーの同じランクのワイヤレスイヤホンで比較した場合、ネックバンド型の方が1/2程度の価格と言われています。

例えばヤマハのエントリーモデル「TW-E3A」「EP-E30A」で比較した場合、

  • TW-E3A(完全ワイヤレス):8,000円強
  • EP-E30A(ネックバンド):4,000円弱

というようにネックバンド型ワイヤレスイヤホンの方が格段に安いと言えるでしょう。

ただし、ノイズキャンセリング機能がついている機種は2倍ほどの価格差はありません。

お手軽にワイヤレスイヤホンを楽しみたいっていう方はネックバンド型がおすすめです!

まとめ.個人的には『ネックバンド型』推し

上記の比較内容からすると、

  • 価格が安く
  • バッテリー持ちも良く
  • 実用性も高い

というメリットから『ネックバンド型』の方がおすすめです。

ただし、完全ワイヤレスイヤホンにも

  • コードレス
  • 見た目がスマート

という魅力があるのも事実。

欲しい!使いたい!と思うイヤホンはどちらでしたか?

コスパが良く、おすすめのイヤホンも紹介しているので、下のボタンから参考にして下さいね^^

\おすすめのイヤホンを探す/

左右分離型ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットまとめ

左右分離型イヤホンとは、左右のスピーカー同士が有線でつながっていないイヤホン

左右別々に通信する方式が主流で、充電ケースに入れて持ち運ぶモデルが多いです。

例えば、Appleの「air pods」やsonyの「WF-1000XM4」が有名で人気のある左右分離型(完全ワイヤレス)イヤホンですね。

(「air pods」(左)と「WF-1000XM4」(右))

完全ワイヤレスイヤホンは使用時は完全にコードレスで、煩わしさが一切なくなるのがメリット!

見た目がスタイリッシュで、最近では「Sony WF-1000XM4」のようにノイズキャンセリング機能がついている高機能のモデルもあります。

完全ワイヤレスイヤホンの特徴

Good

  • コードの煩わしさがない
  • 小さく軽く、簡単に収納
  • 総使用時間が長い
  • ノイズが入らない

Bad

  • 連続使用時間が短い
  • 片方だけ落とす
  • 使わない時に収納するのが面倒

左右分離型(完全ワイヤレス)イヤホンを使うとこのようなメリット、デメリットがあります。

コードの煩わしさがなく、ノイズがなくなる

  • 充電時以外のコードが必要ない
  • 服とこすれるノイズがなくなる

と言ったメリットがあるのが『完全ワイヤレスイヤホン

  • 運動するときに使う人
  • スタイリッシュな見た目が好きな人

以上の人は完全ワイヤレスイヤホンをおすすめします!

小さく軽く、簡単に収納

左右分離型(完全ワイヤレス)イヤホンの場合、左右のイヤホンをつなぐコードがない分コンパクトにできています。

それに加えて、付属の充電ケースを使えば綺麗に収納できる機種がほとんど

ネックバンド型イヤホンは絡まることがあるのが難点…。

そのような面で左右分離型(完全ワイヤレス)イヤホンの方がおすすめですね^ ^

総使用時間が長い

完全ワイヤレスイヤホンの充電ケースを使えば「総再生時間は20時間以上

連続再生可能時間は5~6時間ほどと、左右一体型と比較して短いですが、使っていない間充電できることを考えれば十分実用的なレベルです。

1日中イヤホンをつけっぱなし…という人でなければ、完全ワイヤレスイヤホンの方が充電し忘れ対策にもなっていい感じですね^^

【イチオシ】おすすめの左右分離型イヤホン

これから3つの完全ワイヤレスイヤホンを紹介しますが、こちらの記事では

  • ノイズキャンセリング機能

があるモノとないモノそれぞれ5つずつ、計10個紹介しています。

ノイズキャンセリングの有無を決めている方は参考にしてみてください。

https://life-creatively.com/separate/

Apple AirPods Pro

iPhoneを使っている人にはぜひとも使ってほしいのが「AirPods Pro

iPhoneとのペアリングはもちろん、Apple製品同士での連携もスムーズに行うことができます。

一度使ったら手放せなくなる。Apple製品を使い続ける。これぞApple製品の真骨頂です!

とはいえ、AirPods Proは30,000円オーバーと手が出しにくいのが本音..。

そんな方には「AirPods」をおすすめします。

周りの雑音を消してくれるノイズキャンセリング機能はありませんが、Apple製品との相性は変わらず使うことができます。

SONY WF-1000XM4

AirPods Proが発売される前に、ノイズキャンセリングイヤホン市場をほぼ独占していたのが『SONY WF-1000XM4

AirPodsはiPhoneとのペアリングが非常に簡単ですが、WF-1000XM4もAndroidスマホと簡単にペアリングできます。

スマホとWF-1000XM4のケースを近づけるだけでペアリングすることができちゃいます!(対応機種のみ)

AirPods Pro同様、WF-1000XM4もレベルの高いノイズキャンセリング性能を実現しているので、毎日の通勤電車での使用にも最適ですね^^

YAMAHA TW-E3B

完全ワイヤレスイヤホンでもっともコスパが良い価格帯のイヤホンが「YAMAHA TW-E3B

ヤマハは2019年にワイヤレスイヤホン市場に参入してきたばかりですが、音にこだわるヤマハだけあってその性能は一級品。

僕自身ヤマハのTW-E3Bの前モデルのTW-E3Aを持っていますが、SONY製品ともそん色ない性能を発揮してくれています。

なんと価格は6,145円程(2021/9/18現在。Amazon調べ)

有名メーカー製の完全ワイヤレスイヤホンがこの価格帯で手に入るとだけあって、かなり人気で評価が高いイヤホンになっています。

ちなみにノイズキャンセリング機能がついた上位機種「TW-E5A・TW-E7A」は2020年夏季発売となっています。

(ノイズキャンセリング機能はTW-E7Aのみ搭載)

左右一体型ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットまとめ

左右一体型イヤホンとはスマホとイヤホンはBluetooth(無線)で接続しているけど、左右のスピーカーは有線でつながっているイヤホンのことを言います。

首にかけられるタイプで、使わない時はネックレスのように持ち運べて便利なのが特徴です。

例を挙げるとすれば、appleの子会社のbeats社のbeatsXなどが代表的な左右一体型イヤホンと言えるでしょう。

(beats X)

使わない時にいちいちケースにしまわなくて良いのがメリット!

片方だけなくす心配もなし!

左右分離型(完全ワイヤレス)イヤホンのメリットばかり紹介してきたので、左右一体型ワイヤレスイヤホンのメリットはないのかというとそんなことはありません。

左右一体型ワイヤレスイヤホンには左右一体型ワイヤレスイヤホンの良さがあります。

ちなみに僕自身はBeatsXという左右一体型ワイヤレスイヤホンを3年近く使用しています。

左右一体型イヤホンの特徴

Good

  • 連続使用時間が長い
  • 片方だけ外せる
  • 使わない時首にかけておける

Bad

  • コードから解放されない

左右一体型のメリットはこんな感じでしょうか。それぞれのメリット、デメリットについて詳しく書いていきます。

なくしにくい・片方だけ外せる

左右一体型のメリットとして「首にかけておくことができる」これが最大のメリットいっても過言ではありません。

左右分離型イヤホンの場合だと片方外したらどうしましょう??

ポケットに入れるか充電ケースにしまいますよね。いちいちケースに入れたり出したりするのめんどくさい….。それにポケットに入れておいたらなくすでしょう!!

最近では電車のホームから線路内に完全ワイヤレスイヤホンを落とす人が急増しているそうです。

充電の持ちが良い(連続使用時間)

左右分離型と比べると圧倒的に一体型ワイヤレスイヤホンの方が充電持ちが良いです。

製品にもよりますが、一体型は分離型に比べて2倍くらい長く連続稼働できます。

分離型は充電ケースがあるのでそれを含めたら分離型に軍配が上がりますが、連続で使用する人は左右一体型ワイヤレスイヤホンの方をおすすめします。

【イチオシ】おすすめの左右一体型イヤホン

ココでは全部で3つのネックバンド型イヤホンを紹介していますが、こちらの記事では

  • ネックバンド型イヤホンの選び方
  • おすすめのネックバンド型イヤホン

をわかりやすくまとめているので、参考にしてください。

https://life-creatively.com/earphone-not-separate/

SONY WI-1000XM2

SONY WF-1000XM4のネックバンド版…ではなく、SONYのノイズキャンセリングヘッドホンWH-1000XM4のイヤホン版「WI-1000XM2

WF-1000XM4はWH-1000XM4よりもノイズキャンセリング性能が劣る…というのが正直なところ。

イヤホンとヘッドホンを比べる方がおかしいと言われればそこまでなのですが…。

WI-1000XM2はWH-1000XM4と比較できるくらいにノイズキャンセリング機能がスゴイやつ。

それもそのはずで、

  • 高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1
  • デュアルノイズセンサーテクノロジー

はWH-1000XM3と同じ組み合わせなのだ。

バッテリーもネックバンド型のため余裕があり、ノイキャンONdめお10時間の再生が可能という優れもの。

有線接続もできるので、飛行機の中で使うことも考えられるイヤホンですね^^

SONY WI-C200 / YAMAHA EP-E30A

SONY製ワイヤレスイヤホンの入門機が「WI-C200

  • 15時間駆動
  • USB-C充電
  • ハンズフリー通話
  • マルチペアリング

といった当たり前のことを当たり前のようにやってのけるのがSONYであり、有名企業の良いところ。

価格は大体3,000~4,000円といったところで、ヤマハのエントリーモデルであるEP-E30Aと変わりません。

WI-C200とEP-E30Aのどちらも買って使っていますが、音質や使い勝手は正直同じというのが正直な感想です。

差をつけるところがあるとすれば

  • 本体の質感→SONY WIC200
  • ボタンの質感→YAMAHA EP-E30A

ですね。

デザイン・メーカー・値段で決めてしまっても問題ない、どちらも優秀なイヤホンです!

Beats by Dr.Dre Beats flex

完全ワイヤレスイヤホンで言うところのAirPods的な立ち位置なのが「Beats flex

Beatsもとても有名な企業の1つですが、実はAppleの傘下に入っています。

BeatsXはAirPodsと同じW1というチップが入っているので、iPhoneやApple製品との相性はばっちりです。

Beats flexはBeatsXの半額ほどという値段で同等の性能を実現しており、かなりお買い得になりました。

ワイヤレスイヤホン黎明期に登場したBeatsXと比較するとコストカットできるところはコストカットし、抑えるべきところは抑えたイヤホンなので一度チェックしてみてください。

完全ワイヤレス ネックバンド 比較まとめ

今回は「【完全ワイヤレスVSネックバンド】メリット・デメリットを徹底比較」をお伝えしました。

あなたにとって最高のイヤホンが

  • 完全ワイヤレスイヤホンか
  • ネックバンド型ワイヤレスイヤホンか

は僕にはわかりません。

しかし、あなたのイヤホン選びのお手伝いができたらならとても嬉しく思います。

それぞれのイヤホンを

  • 理解し
  • 納得し
  • 見極め

た上で、あなたにあったイヤホンを見つけていただけたらと思います。

このブログではいろいろなイヤホンい関する情報を発信していますので、以下の記事もイヤホン選びの参考にしてみてください。

ただ一つおすすめのイヤホンを選べと言われたら

と使っているスマホに応じてこの機種をおすすめします。

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