1万円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンの中ではトップレベルの性能を持つ『YAMAHA TW-E3A』をレビューします。
天下のヤマハが初めての完全ワイヤレスイヤホンを発売しているということで、気になっている人も多いのではないでしょうか。
結果から言ってしまえば、『超おすすめ』です。
- 値段良し
- 使い勝手良し
- デザイン良し
- 品質良し
- ブランド力バ抜群
と、お世辞抜きで買った方がいい。
1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンを探している方には特におすすめのイヤホンでした。
今回はそんなTW-E3Aを実際に愛用してみて、良いところ・悪いところを写真多めでレビューしていきます!
*リンクは後継モデルのTW-E3B
YAMAHA TW-E3Aの外観・付属品レビュー

型式 密閉ダイナミック型 ドライバー口径 6mm Bluetooth ver. 5.0 with BLE 対応コーデック SBC,AAC,aptX 充電時間 約2時間 再生可能時間 最大24時間(本体6h+3回充電ケース) 再生周波数帯域 20Hz~20kHz リスニングケア 〇 TrueWireless Stereo Plus 〇 アプリ操作 〇 音声操作(Siri/Google Assistant) 〇 防水仕様 〇(IPX5) 質量 6.3g(片方)
イヤーピース・USB-Cケーブルが付属

同梱物
- イヤホン本体
- 充電・収納ケース
- イヤーピース
- USB-C充電ケーブル
- 取扱説明書等
初期状態で充電されていて、すぐに使えるようなセット内容でした!
カラフルでかわいいデザイン

今回購入したのはスモーキーブルー。
そこまで主張しすぎず、落ち着きながらもかわいい色だなと思います。
完全ワイヤレスイヤホンと充電ケースにはヤマハマークが刻まれていますが、ココはエントリーモデルらしく高級感はありません。
上位モデルのTW-E5A・TW-E7Aは高級感のあるデザインになっているので、気になる方はチェックしてみてください。
ボタン内蔵でいろんな操作ができる

左右のイヤホン部に1つずつボタンがついているので、音楽や通話に関する簡単な操作が可能です。
以下に操作例を紹介しておくので、参考にしてください。
再生/一時停止 左右どちらかのボタンを1回押す 音量を上げる 右のボタンを2回押す 音量を下げる 左のボタンを2回押す 次の曲に進む 右のボタンを2秒間長押し 前の曲に戻る 左のボタンを2秒間長押し 電話を受ける/切る 左右どちらかのボタンを1回押す 通話を拒否する 右のボタンを2秒間長押し
*リンクは後継モデルのTW-E3B
ヤマハ TW-E3Aの装着感・音質レビュー

2つに分離する計算されたイヤーピース

TW-E3Aのイヤーピースは2分割された構造になっています。
耳の穴に挿す一般的なイヤーピースはSS/S/M/Lの4種類、耳とイヤホンが接する部分のイヤーピースが2種類付属しています。
運動するときなどしっかりと装着したいときはフィンがついているものを使用すれば落ちにくくなりますね^^
バランスのとれた綺麗な音

TW-E3Aで音楽を聴いた感想は『聞きやすい音だな』と思いました。
低音が変に強調されている・高音が出ないということはなく、バランスよくきれいに音が出ています。
ただ高級ヘッドホンを使用したときのように『これはスゴイ』となるレベルではありません。
エントリーモデルで1万円以下という価格をかんがえると、高音質だと言えます。
そこらのちょっと高めのイヤホンと同等の音質を出しているんじゃないかと個人的には思います。
*リンクは後継モデルのTW-E3B
リスニングケア音のバランスを調節
yamaha製ワイヤレスイヤホンの特徴として、ヤマハ独自の新技術「リスニングケア」が挙げられます。
ヤマハ独自の「リスニングケア」は、小さなボリュームの時ほど低域と高域が聴こえにくくなる人間の聴感特性や、リスニング環境における聴こえ方の違いに着目し、音量に合わせて、音のバランスが最適になるように補正。自然で聴きやすい音を再現し、過度な音量アップによる耳への負担を抑えます。
ヤマハ公式HP
リスニングケアをONにした状態とOFFにした状態で比較すると、正直劇的に変わるということはありません。
しかし、音の輪郭がよりハッキリとして、ボーカルの声がよりクリアになります。
違和感は全くなく、少しの違いが長時間聞いた時に疲れにくくしてくれるのを実感しました。
TW-E3Aは最長14時間使用できるので、長時間使用する人と相性が良いイヤホンですね^ ^

Headphones Controllerというヤマハ専用のアプリを使用すれば、
- 電池残量の確認
- リスニングケアのON/OFF
- オートパワーオフ時間の設定
ができます。
できることは少ないですが、ヤマハ初めてのワイヤレスイヤホンなのでこれからに期待ですね^^
*リンクは後継モデルのTW-E3B
TW-E3Aのマイク音質を聞き比べ
YAMAHA TW-E3A
iPhone11
iPhone11のマイクの方が良いのは確実ですが、YAMAHA TW-E3Aも結構頑張っている印象でした。
僕が持っている他のワイヤレスイヤホン、EP-E30A・WI-C200と比較してもTW-E3Aの方が圧倒的に良いです。
*リンクは後継モデルのTW-E3B
ヤマハ TW-E3AをBluetooth接続する方法

Bluetooth接続する方法は簡単で、『右のボタンを長押しするだけ』
これでペアリングモードに入るので、いつも通りスマホ側でペアリングすれば完了です。
ペアリング先を変える場合はあらかじめ左右のボタンを長押しして電源をOFFにしておく必要があるので要注意です。
*リンクは後継モデルのTW-E3B
ヤマハ TW-E3Aの良いところをレビュー
ヤマハ TW-E3Aはどこの面を見ても基本的に良機体です。なにが良いのかを細かくレビューしていきます。
圧倒的な低価格!
有名メーカーの完全ワイヤレスイヤホンの価格を比較すると…
価格の桁が違います。
中華製など安いワイヤレスイヤホンを探せばいくらでも出てきますが、有名メーカーで探すとなると1万円は超えてくるでしょう。
ヤマハという有名メーカーで1万円以下で完全ワイヤレスイヤホンが手に入る、これだけで買いと言っても過言ではありませんよね^^
カラーが豊富でかわいい見た目
TW-E3Aはカラーバリエーションが豊富で
- ブラック
- ホワイト
- スモーキーブルー
- スモーキーピンク
の4色を展開しています。
どうせ完全ワイヤレスイヤホンを買うなら、おしゃれでかわいいものを選びたいですよね。
黒や白も捨てがたいですが、ありきたりな色は嫌だ…という方にTW-E3Aはピッタリなんです!
apt-X対応

Androidで採用されているBluetoothの接続方式『aptX』に対応しています。
iPhoneやAndroidなど幅広く採用されているAACよりも
- 高音質
- 低遅延
になっています。
もちろんAACにも対応しているので、iPhoneでもAndroidでも快適に使用できますよ^^
IPX5防水対応でランニングにも最適
TW-E3Aは生活防水にも対応しているので、ランニングなど汗をかくシチュエーションでも使うことができます。
あくまで生活防水であり完全防水ではないので、水に沈めたりはしないように注意してください。
*リンクは後継モデルのTW-E3B
ヤマハ TW-E3Aのイマイチなところをレビュー
これまで絶賛してきたTW-E3Aですが、欠点ももちろんあります。今回もデメリットまで正直にレビューしていきます!
ペアリング先の変更が面倒
- 左右のボタンを長押しし、電源を切る
- 右側のボタンを長押しし、ペアリングモードに
- 左側の電源を入れる
といったように、3つの手順が必要になってきます。
左右が有線でつながってるネックバンド型ワイヤレスイヤホンだと、ボタンを一回長押しするだけでペアリング先を変えられます。
その点で完全ワイヤレスイヤホンのTW-E3Aは余分な操作が必要になってしまうわけですね^^
しかしこれは完全ワイヤレスイヤホンで見ると、仕方がないことなので妥協といったところ。
頻繁にペアリング先を変えない人は気にする必要はありません。
*リンクは後継モデルのTW-E3B
ヤマハ TW-E3A レビューまとめ
Good
- 低価格でお値打ち
- カラーが豊富
- aptX対応
- IPX5生活防水
- ハンズフリー通話対応
Bad
- ペアリング先の変更が面倒
今回は『YAMAHA TW-E3A』を実際に愛用してみて、使いやすかったところ・使いにくかったところをレビューしました。
全体的にすごく使いやすく、音も良く、メインで十分使える完全ワイヤレスイヤホンだと感じました。
気になった方は1万円以下で買えるヤマハ製完全ワイヤレスイヤホンをチェックしてみてください。
*リンクは後継モデルのTW-E3B
