イヤホンメーカーと言えば、何を思い浮かべますか?
- Sony
- audio-technica
- Beats
- Bose
人によってお気に入りのメーカーがある人もいるかもしれません。
「ヤマハ」がイヤホンを出していると知っていましたか??
ヤマハっていろいろなものを販売していますが、なぜかイヤホンは有名ではないんですよね。
ささっと比較を見たい人は目次からジャンプ!
ヤマハが完全ワイヤレスイヤホンを発売!
2019年11月11日に完全ワイヤレスイヤホンを含む、全5種のワイヤレスイヤホンを発売すると発表されました。
完全ワイヤレスイヤホンは
- TW-E7A(2020年2月発売)
- TW-E5A(2019年12月発売)
- TW-E3A(2019年12月発売)
の3種類で、最上位モデルの「TW-E7A」はオープン価格で、店頭では24,000円くらいで発売されます。
左右一体型ワイヤレスイヤホンは
- EPH-W53
- EP-E50A(2020年2月発売)
- EP-E30A(2019年12月発売)
の3種類が展開されます。
「EPH-W53」はすでに発売されている左右一体型ワイヤレスイヤホンで、新しく発売されるEP-E50Aがおすすめです。
注目の機能は「リスニングケア」
今回の新製品で注目されているのがヤマハ独自の「リスニングケア」という機能です。
リスニングケアは音量に応じて音のバランスを最適化することで、自然に聞きやすい音になって耳への負担が少なくなるんですね。
ヤマハ独自の「リスニングケア」は、小さなボリュームの時ほど低域と高域が聴こえにくくなる人間の聴感特性や、リスニング環境における聴こえ方の違いに着目し、音量に合わせて、音のバランスが最適になるように補正。自然で聴きやすい音を再現し、過度な音量アップによる耳への負担を抑えます。 (ヤマハ公式HPより抜粋)
これに加えて、ノイズキャンセリング機能がついてくるので、めちゃくちゃ快適に音楽が聴けるってことですね。
AirPods ProやSonyと比べて、コスパ最強?!
「AirPods Pro」と「Sony WF-1000XM3」と「ヤマハ TW-E7A」を価格の面から比較していきます。
- ヤマハ TW-E7A → 24.000円(予想)
- Sony WF-1000XM3 → 26.000(amazon)
- AirPods Pro → 30.580円(amazon,定価)
機能的にはほぼすべて同じで、
- ノイズキャンセリング
- アンビエントサウンド
- Siri,Googleアシスタント
- タッチセンサー
- AAC(コーデック)
はついています。
異なる点としては下で詳しく説明しますが、
- 再生可能時間(WF-1000XM3>TW-E7A>AirPods Pro)
- Qi(ワイヤレス充電)対応(TW-E7A,AirPods Pro)
- ハイレゾ相当の音質にアップスケーリングスケーリング(WF-1000XM3)
- リスニングケア(TW-E7A)
- コーデックatp-x(TW-E7A)
- 防水(TW-E7A→IPX5,AirPods Pro→IPX4)
となっています。
apt-xしか対応していないAndroid端末ではTW-E7A一択といった感じでしょうか。
そのほかは実用上に問題がある機能ではなさそうです。
再生時間と防水機能は要チェックかも!
機能的に変わらない3つの完全ワイヤレスイヤホンですが、価格的にはヤマハが一番安いんです。
新規参入なので、ノイキャン性能は未知数ですが、AirPods Proを超えてきたらもう勝ち目ないですよね。
TW-E7AとAirPods Pro,Sonyでバッテリー比較
実際使っていくうえで大切なのが、バッテリーの持続時間。
いくらケースに入れて充電できるとは言え、連続使用時間が短いと使い勝手が良くありません。
そこで再生可能時間を表示まとめてみました!
連続再生可能時間 | ケース充電含む | |
---|---|---|
TW-E7A | 7時間 (5時間) |
28時間 (20時間) |
AirPods Pro | 5時間 (4.5時間) |
24時間 |
WF-1000XM3 | 8時間 (6時間) |
32時間 (24時間) |
かっこの中はノイズキャンセリングONで使用した状態での再生可能時間を表します。表示している時間は最大値です。
こうしてみると、SonyのWF1000XM3が一番バッテリー持続時間が長いことが分かりますね。
ケース充電と併用すると、どのモデルも実用上は問題ないと言えるのではないでしょうか。
受験生など、4.5時間以上NCオンで使用し続けるなら考えないといけないけど。
TW-E7A,AirPods Pro,Sony比較まとめ
ノイズキャンセリング性能の良さは聞いてみないと正直なところわかりません。
「リスニングケア」についても使ってみないことにはなんとも言えません。
ただ期待しても良いものだと思います。
「音」にこだわるヤマハだからこそ良いものを作ってくると思うし、後発だからこそライバルの研究もしっかりとやってきているはずです。
メーカー | 価格 | 連続再生可能時間 | 対応コーデック | Qi対応 | 防水性能 | |
---|---|---|---|---|---|---|
TW-E7A | YAMAHA | 24,000円 | 7時間 | SBC AAC Qualcomm® aptX™ audio |
〇 | IPX5 |
AirPods Pro | Apple | 30,580円 | 5時間 | SBC AAC |
〇 | IPX4 |
WF-1000XM3 | Sony | 26,000円 | 8時間 | SBC AAC |
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